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税務・会計のガイド

2015.08.09
  • マイツグループCEO池田博義の税務・会計通信 vol.10
  • 中国子会社における不正防止、内部統制のあり方を考える
  • 「中国子会社で不正が発生しないように、日本本社からの管理を厳格にする」わかってはいるけど、現実的にどうすればいいのか? そんな悩みに少しでもヒントになればと考えております。

ビジネスガイド 池田 博義


「中国子会社で不正が発生しないように、日本本社からの管理を厳格にする」
わかってはいるけど、現実的にどうすればいいのか? そんな悩みに少しでもヒントになればと考えております。


子会社の管理は、本社にとって永遠の悩みです。とりわけ、海外子会社となると下記の点などが障害となり、管理は容易ではなくなります。
・現地独特のルール(法令・商慣習)がある
・言語の違い・文化の違い・コミュニケーションギャップ
・日本本社から見えにくい


「中国ではこうするのが普通です」「これが中国でのやり方です」このような言葉を信じて、実は不正が行われていたというケースもよく耳にします。


一般的に不正が発生するには、不正を犯す動機【きっかけ】・不正を正当化する理由【甘え】・不正を犯す機会【チャンス】の3つのポイントがそろったときであると考えます。それぞれのポイントに「中国」という事情を加味したものが、下記の「中国版不正トライアングル」となります。


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各ポイントを個別に見ていきましょう。


1、不正を犯す動機【きっかけ】


➢ 物価高・生活苦
➢ 家族・親戚の扶養責任
➢ 投資資金(株式・不動産・理財商品)
➢ 遊興費・メンツのため
➢ 本社からの業績プレッシャー(管理職)


2、不正を正当化する理由【甘え】


➢ 自分だけではない、どの会社もやっている方法だ
➢ これが実務上最適な方法だ
➢ 賃金が安い
➢ 日本人駐在員との賃金格差(中国人)
➢ この会社で終身雇用されるわけではない
➢ 転職先はいくらでもある


3、不正を犯す機会【チャンス】


➢ チェックが不十分、承認が形式的で抜け道がある
➢ 特定の人に仕事が集中している
➢ ジョブローテーションがなく、同じ人が長年に渡り同じ仕事をしている
➢ 一部の仕事がブラックボックス化している
➢ 日本人上司は中国語が分からない(中国人)
➢ 日本人上司は中国の制度に詳しくない(中国人)
➢ 日本本社からは見えないだろう(管理職)


上記の3つの要素が揃えば、不正が発生する土壌が出来てしまいます。内部統制を整備する目的は、これらが発生しないように、1つ1つ潰していくというイメージです。


一番の基本は職務分掌です。1人の人間に職務が集中してしまいますと、牽制が働かず、不正の温床となります。例えば、1人で記帳を行い、1人で預金口座から支払いが出来てしまうと危険です。必ず、上長の承認を得た上で、記帳担当者と支払担当者が別の人になっていなければなりません。そうすることで、不正を犯す機会【チャンス】を潰すことができます。いくら人員が不足しているからといっても、職務分掌が行われていない状況は危険であることをご認識ください。


上記の中には外的要因であるため、内部統制では潰せないものもあります。例えば、「物価高・生活苦」は、どんなに日本本社が頑張っても、潰すことはできません。しかし、「本社からの業績プレッシャー」は潰すことは可能です。子会社に過度に高い業績ノルマを設定している会社は、不正を犯す動機【きっかけ】を作っていることを認識する必要があります。


また、「日本人駐在員との賃金格差」については、日本人・中国人を含めた給与体系で説明できる必要があると考えます。給与体系の違いを原因とする不満が、発生しないような体系を構築する必要があると考えます。このようにして、不正を正当化する理由【甘え】を潰すのです。


総経理は、内部統制を超越することが可能な特殊な立場となります。どんなに精緻な内部統制を構築してもそれを無効化することが可能となります。この場合は、本社からの内部監査が有効となります。


このように、対象とする職階によって構築すべき内部統制やチェック体制は異なってきます。ターゲットごとに異なる内部統制を重層的に整備することが必要となります。


しかし、何よりも重要なことは「誠実性」です。自分自身の仕事に対する「誠実性」、会社に対する「誠実性」、社会に対する「誠実性」。これらがすべての基礎となります。継続的な社員のマインド教育は強い企業を作るに当たっては必須です。


現地法人の内部統制でお困りの方は、是非、マイツまでご相談ください!!

 

マイツグループ/上海邁伊茲咨詢有限公司
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TEL / (+86)021-6407-8585 FAX / (+86)021-6448-3589
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