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税務・会計のガイド

2015.12.01
  • マイツグループCEO池田博義の税務・会計通信 vol.14
  • 2015年中国経済を取り巻く環境を振り返る(2)
  • 前々回に引き続き、2015年の中国経済を振り返り、2016年を展望したいと思います。今回は、2015年の日系企業によく見られた傾向をお伝えしたいと思っております。

ビジネスガイド 池田 博義

 

前々回に引き続き、2015年の中国経済を振り返り、2016年を展望したいと思います。今回は、2015年の日系企業によく見られた傾向をお伝えしたいと思っております。


【日系企業の全般的な動向】


中国進出企業は13,256社(2015年6月現在)で、卸売業(特にアパレル関係)・サービス業(特にソフト受託開発)などの業種が大きく減少しました。製造業が業種別では最多(42.9%)となっています。(出典:帝国データバンク)


従前は、日系企業同士の取引を想定して中国に進出する日系企業が多かったかと思います。例えば、親会社・兄弟会社・関連会社との取引、他の日系中国子会社との取引を想定して中国に現地法人を作った企業が多かったと考えます。


しかし、近年、日系企業間の取引のみでは収益が見込めず、中国国内販売を増やそうとする傾向が見られています。ただ、「中国ローカル企業に対して販路を拡大しよう!」と目標を掲げても、その実行は一筋縄では行きません。


以下のような問題が多くの企業で見受けられています。


(1)債権回収の困難


中国ローカル企業においては、「支払いを遅らせること(=企業の資金繰りを楽にすること)」が優秀な財務担当者の条件であると言われます。このため、可能な限り支払いを遅らせようとする傾向があります。
また、発票の発行を先に請求し、発票は発行したものの、支払いが受けられないというケースが発生しています。
中国経済減速を受け、中国ローカル企業の資金繰りは全体的に悪化しています。中国ローカル企業は自転車操業をしているケースが多く、自社の債権が回収できないから、仕入先に支払いができないというケースが発生しています。


実際、売掛金の回収が困難なことが原因で資金繰りが悪化し、倒産に至ったというケースが見られております。しかも、中国子会社が倒産しただけでは済まされず、中国子会社が原因で日本親会社が倒産したケースもあります。俗に、チャイナリスク倒産と言われています。


このため、生半可に中国国内販売を拡大しようとしてはいけません。事前にリスク分析(相手企業の信用調査、取引条件、与信枠の設定など)・リスクヘッジ(売掛金に対する保険、保険内容の確認)をしっかりと行った上で、販路拡大しなければなりません。


以上のように、中国ローカル企業との取引においては、厳格な債権管理が必要となります。日系間の取引においては、そこまで気にしていなかったことかもしれませんが、中国ローカル企業と取引をする際には、細心の注意が必要となります。


債権管理の基本は、(ⅰ)年齢管理、(ⅱ)与信管理です。
滞留している債権はないか、そして、与信枠以上に取引をしていないか、継続的にモニタリングする必要があります。また、少しでも遅延するようでしたら、取引停止や弁護士を用いるなど、日本以上に厳しい態度で臨む必要があります。


(2)貸倒引当金計上ルールの整備


中国の経理慣行は、税務寄りとなっています。貸倒引当金繰入額は、税務上、損金不算入となるため、経理担当者は貸倒引当金計上に対してはあまり関心を払っていないケースが多く見られます。
従前、日系会社同士で取引を行っていた場合ですと、実際に貸倒れが発生したことがなく、目安とすべき貸倒実績率を算出できないというケースもあるのではないでしょうか。
しかし、中国ローカル企業と取引を開始すると、貸倒れの問題は必ず付いて回ると意識してください。


中国会計基準では、貸倒引当金の設定基準に明確な定めはありません。ただし、一度決定した貸倒引当金計上基準はみだりに変更してはならないとされているため、初期設定時には慎重に行わなければなりません。
また、日本本社と連結決算を行っている会社においては、日本本社監査法人が着目するポイントになると考えられます。日本本社監査法人に説明できるような、合理性のある貸倒引当金計上基準を備えておく必要があると思われます。


今後の傾向として、日系企業は中国ローカル企業との取引が拡大していくと考えられます。中国ローカル企業は日系企業と商習慣が異なりますので、慎重に対処しなければなりません。チャイナリスク倒産とならないよう、本社側からのコントロールも不可欠となります。


マイツでは、中国ローカル企業との取引に際してのコンサルティングを行っております。中国国内販売拡大を計画している企業様は、是非、ご相談ください!!

 

 

 

 

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