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商標申請・模倣対策のガイド

2015.03.09
  • 宮原貴洋コラム KKT知的財産グループ VOL2
  • 中国における音の商標制度の導入
  • インターネットの普及に伴い、音声を伴う商品・サービスの広告・宣伝が、ますます重要視されつつあります。中国では、2014年に音の商標を登録する制度が導入され、音を通じた商品・サービスの出所認知の向上を図るために、同制度を活用することが重要となっています。今回は、音の商標制度に関する手続の概要、必要性などについて紹介します。

ビジネスガイド 宮原 貴洋


■音の商標とは


 中国では、第3次商標法改正(2014年5月1日施行)に合わせ、音の商標の登録ができるようになりました。音の商標は、アメリカで1947年に認められた後、欧州(1996年)、豪州(1996年)、台湾(2003年)、韓国(2012年)と続き、日本でも現在制度の導入に向けた準備が進められています。CMなどで特定の音声を聞いたときに、「特定の会社・商品の音声だな」と、認識できることが音の商標が登録される条件です。
 日本で有名なCMの音声、例えば、味の素、グリコ、久光製薬、インテルなどのコマーシャルで使われているものは、音の商標として登録され得るものと考えられます。実際にアメリカでは、パソコンの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の起動音や久光製薬の社名に関する音階などが登録されています。
 従来は、視覚により識別できる文字、図形や、それらの組み合わせの商標が主体でしたが、最近ではスマートフォンの着信音やゲームの効果音など、聴覚により識別できる商標が増えており、音声で他の商品やサービスと差別化する場面が増加することが予想されます。


■登録の手段


 音の商標の出願時には、商品またはサービスを指定し、音の商標の説明及び商標を示す音声ファイル及び楽譜を提出します。
1.音の商標の音声ファイル(wavファイル又はmp3ファイル形式、容量は5M以内)
2.音の商標に楽譜で表示できるメロディーを含む場合、そのメロディーの楽譜(五線譜又は数字譜)、音の商標に楽譜で表示できない音声を含む場合、文字での説明(例えば人の叫び声、動物の吠え声)
3.音の商標の内容に関する説明
(1)楽譜の説明:例えば、音調、休符、調号、拍子など
(2)楽譜以外の内容の説明:例えば、演奏用楽器の種類、音声の種類(例えば男性の声、女性の声または動物の音声など)、言語や文字(例えば、「音声には女性の声で日本語の久光(HISAMITSU)を歌っている」など) (3)音の商標の使用方式:例えば、コマーシャルの音楽として、パソコン・ゲーム機・アプリケーションソフトなどの起動音としてなど
 音の商標制度は導入から間もないため、その審査例は未だ公表されておらず、また音の商標に関するデータベースも構築されていない模様です。このため、音の商標に対する事前調査は現状ではできず、審査などの運用には不明瞭な点も残されているのが実情です。


■音の商標は登録すべきか


 音の登録商標をどのような場面で活用するかについては、従来の文字・図形商標と比べ経験則が少ない状況ですが、中国では、新たな権利の設定が可能となったときには、第三者が不正に権利を登録してしまうことも多いため、自ら音の商標を登録することで、そうしたリスクを排除し、権利保護の根拠を確保することが肝要と考えられます。




KKT知的財産グループ  KKT知识产权集团
住所 / 上海市黄浦区成都北路500号(南京西路口)峻岭大厦2202
TEL / (021)3366-5618
FAX / (021)5049-9719
URL / http://www.kingten.com.cn






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vol.1 中国知財リスクの最近の動向
vol.2 中国における音の商標制度の導入

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