新規登録
コラムニスト募集中
日経新聞
DMMコラム
蘇州たより
上海の街角で
JETRO
上海日本商工クラブ
在上海日本国総領事館
ラクト
上海人
香港リーダーズ
C.L.Mリーダーズ
経営者.マガジン読者の集い
2015稲盛和夫経営哲学上海報告会
中国ニュース
株式会社TOHOKI
人気ページランキング
  • 今週
  • 今月
  • 殿堂
  • JBSコラム Vol.3

  • 会計税務、人事労務、法務、健康、教育等、会社の進出から撤退までをワンストップで支援。

  • 上海リーグ法律事務所 コラム vol2

  • ビジネスシーンで活用する中国語講座vol4

  • 知的財産権の取得・侵害対策、企業内不正対応を中心に、中国での企業活動をワンストップで支援。

  • JBSコラム Vol.3

  • ビジネスシーンで活用する中国語講座vol4

  • 知的財産権の取得・侵害対策、企業内不正対応を中心に、中国での企業活動をワンストップで支援。

  • 上海リーグ法律事務所 コラム vol2

  • 会計税務、人事労務、法務、健康、教育等、会社の進出から撤退までをワンストップで支援。

  • “One Team, No Border” 会計税務を中心に企業のグローバル化を全力で支援しております。

  • ビジネスシーンで活用する中国語講座 vol.8

  • 微博・微信を中心とする中国ソーシャルソリューションサービスをワンストップで提供しています。

  • 会計税務、人事労務、法務、健康、教育等、会社の進出から撤退までをワンストップで支援。

  • リスク管理領域を中心に日系企業の中国事業を支援させて頂きます。

第23回「経営者.マガジン読者の集い」 GRAMCO上海董事長 山田敦郎様 ご講演 (読む時間:約3分) 2015.05.25

去る5月11日に第23回「経営者.マガジン読者の集い」が開催されました。 第一部では創業28年間の歴史をもつブランディングファーム「GRAMCO上海」董事長の山田敦郎様にご講演頂きました。講演のテーマは「GRAMCOがお勧めする中国パワーブランディング」、講演の一部をご紹介します。

 

dokusya05-1

 

■ 中国で成功を狙おう


このところ多少弱まってきた気がしますが、2、3年前には撤退される企業さんが多かったように思います。中国がだめならインドに行こう、インドがだめならロシアに行くかという経営者もいます。また中国が世界で一番難しいと言う方もおられるが、私はそれは違うと思います。


まずお話したいことの1番目が、単一でこんなに大きな市場は他にないということです。もちろん地方ごとの特色はありますけれど。昨年シンガポールに、当社の拠点作りに赴きましたが、シンガポールの総経理は常にシンガポールにいません。アジアをいつも巡回しています。もちろん広大な中国国内もぐるぐる回らねばなりませんが、言語も単一ですから、宗教も言語も違う国を巡るのとはわけが違います。


また、国際の格付けを見てみると中国は日本より上。名目GDPも 2010年には追い抜かれました。なお、皆さんのブランドが中国の全国民の13億を狙っていく訳ではありません。トップの超富豪層(年収100億元)の90人を含め上流中階層・高級中間層から上だと考えております。もっと絞っていいと思います。ターゲティングは中国では非常に大切だからです。


■ スピード感あるブランディングを


中国には世界の常識と違うことも多々あります。例えばPCのメーカーが自分で店舗を持たなくてはいけないというのもその一つ。オンラインでのブランディングだけでなく、店舗のスペースブランディングもしなくてはいけない。これは中国だけだと思います。


また、中国のスピード感に追いつけるかも非常に重要で、実際に弊社のクライアントでもこの8年間に2回ブランディングをやっている会社があります。何故ならこの国の変化に合わせていかないと、実態に追いつけないからです。中国のニーズに合った、中国のためのブランディングを、中国でやっていくということが大切なのです。


■ 色から見る日中文化の差


2009年に日本と中国で大掛かりな調査を行いました。欧米でも補足調査を実施しました。具体的には「この言葉を聞いてどんな色を想起するか」というリサーチです。例えば”情熱的な”という言葉は両国とも赤が圧倒的でほぼ同じでした。”ロマンチック”はピンク、 ”優しい”は肌色などの淡い色で日中同じ傾向でした。似通ってはいるのですが、しかし、”ダイナミック”という言葉は、日本では赤が連想されるのに対して、中国では緑、また”スポーティ”は日本では青、中国では赤となりました。このように細かく見ていくと、結構違う色の選択もあるのです。色に出てくる差はある意味で文化の差です。差があるのだ、ということをよく日系企業の皆さんは認識すべきです。


■ 現地法人が大切なわけ


なぜ現地法人が大事かというと、その国に最適なマーケティングができる、顧客ニーズがしっかり把握できる立場にある、ということです。上記で日中の色の認識の違いを述べましたが、グラムコ上海では、日本から進出されている日系企業の、中国市場に適合したブランドコンセプトの策定をやっています。昔はワンブランド・ワンボイスと言って、世界中全部同じに見えるブランドにする、というのが主流でした。今でもそうしているところはありますが、今日ではワンブランド・ワンボイスとはあまり言わない。ローカライズすべきであればやっていくのが最近のブランディングで、その国々に合った考え方を採用していかなくてはいけないのです。まさにグローカルですね。我々もそうですが、日系企業の中国法人は、骨を埋めるつもりで頑張って、もっと中国市場を成長させていかなくてはいけませんね。


コラムニストの過去の記事も読む