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アリババ馬雲氏「コピー商品はアリババの痛みであり、中国の痛みである」【中国ニュース 2015年10月19日 】 2015.10.20


世界最大のEコマースプラットホームであるアリババ。アリババがコピー商品にどう対応するかは、数億の消費者権益に直接影響する。アリババグループの董事局主席である馬雲氏に新華社の記者がインタビューした。


記者:アリババはコピー商品によって業績を伸ばしており、現在の成功はコピー商品の成功であるという見方があります。どう思われますか。


馬雲氏:アリババはコピー商品の被害者です。コピー商品がひとつ売れるたびに、アリババは5人以上のユーザーを失っているという統計があります。
アリババはコピー商品や質の悪い商品の比率は低いので心配していません。アリババのクレーム率は86万分の1です。オフラインの実体店よりもかなり低いものなのです。もしユーザーがコピー商品を買ってしまったら、アリババでは返品、賠償、販売店の撤去などによって問題を解決しています。私たちは毎年数十億を投入してコピー商品の販売店を監視しておりますが、この手段には効果があります。
コピー商品がアリババのプラットホームを傷つけることには限界がありますが、しかし中国の製造業への傷は根本的なものです。


記者:コピー商品が中国に与えている最大の傷とはなんでしょうか。


馬雲氏:コピー商品が中国に与える最大の傷は、不誠実な人が誠実な人よりもたくさん儲けており、イノベーションの価値がなくなることです。私はこれがひとつの国、ひとつの民族に対する最大の傷であると思っています。
アリババと中国の製造業は運命共同体です。もし中国の製造業が短期的な視野で、手っ取り早く金を稼ごうとしているのならば、アリババの潜在力にも限界があり、継続していくための力を得ることができません。中国の製造業が今後も継続し、革新的な競争力があれば、アリババも長期的に持続する可能性があるのです。
1つの企業で独自にコピー商品戦争に対応するのではなく、法律を完備し、体制を整え、コピー商品を作る人のコストが高くすることです。そうすれば不誠実の人は一歩も進めなくなり、能力のある中国の製造業が自らのブランドを築くことができるようになるのです。コピー商品を叩くだけではなく、コピー商品が作れないように管理しなければなりません。


記者:いつからコピー商品が大きな問題であると意識していましたか?アリババにはコピー商品に向き合うようになるまでの過程があったのですか?


馬雲氏:アリババは誕生したその日から、コピー商品や質の悪い製品の問題を解決しなければならないことを自覚していました。私たちはこれまで、権利を侵害する製品から逃げたことはありません。
権利を侵害する製品が一定の規模となったのは、2008年の金融危機以後だといえるでしょう。その頃、タオバオに突然対外貿易工場の直営店がいくつも出現したのです。これらの工場は長期わたり世界のトップブランドのOEMを行っており、中国製造業の最高レベルを代表する工場ばかりです。これらの企業は製造業の王ではありますが、イノベーション、デザイン、ブランドの販売能力に欠けています。その頃、タオバオにはこのような工場の製品が並びました。ブランド名のついており、質にも大きな違いがない上に価格もずっと安く、良く売れていました。


記者:そのときアリババは何をしましたか。アリババは全力でコピー商品と戦ったのですか。


馬雲氏:このときからアリババは二つのことを始めました。1つはコピー商品販売を監督するシステムを作り、ビッグデータの解析により手がかりを得て、その手がかりを監督部門に送ることです。もうひとつはリソースとチャンスを提供して、コピー商品を売り続けたくないという製造業者と販売業者のオリジナルブランド作りを手助けしました。
アリババの関連部門には千名以上のスタッフが折り、毎年10億元以上を使い、これまでに400名ほどの違法者を監獄に送っています。あまりにたくさんの案件に対応してきたので、管理者は世界トップレベルの知的財産権保護専門家となりました。
私たちは環境と体制づくりに力を入れて、コピー商品を売るより本物を売った方がお金を稼げるようにしています。将来的にはインターネットとビッグデータにより、コピー商品問題は解決することができるでしょう。


記者:コピー商品問題は実は解決できないという意味ですか?


馬雲氏:コピー商品との戦いは、人間の暗い部分との戦いなので、これは永遠の戦いとなります。


記者:以前、インターネットはコピー商品を生まないどころか、コピー商品を消し去ってしまうとお話しされていましたが、これはなぜでしょうか。


馬雲氏:コピー商品はインターネットが生んだ物ではありません。しかしインターネットは鏡であり、私たちの問題をはっきりと見せてくれます。違法者はインターネットを使うことで、自らのエネルギーを増大させました。
なぜ私は最終的にインターネットとビッグデータがコピー商品問題を解決するとしたのでしょうか。今もっとも有効な手段は二つあります。ひとつはインターネットを用いたものです。アリババには評価システムがありますが、これはオフラインでは難しいことです。商品が工場から出荷される時に付けられるQRコードを利用することもできます。もうひとつはビッグデータです。これを用いればコピー商品を売った人やコピー商品を作った人まで特定できます。こうしたIT分野におけるイノベーションはコピー商品の防止に貢献しています。
アリババが一番誇りに思っているのは、知的財産権を保護するためのイノベーションです。この方面の能力はおそらく、今世界でもっとも優れた物でしょう。アマゾンも知的財産権保護の措置についてアリババに訊ねに来るほどです。アリババがこの15年で最も心血を注いだのは、信用の確立です。これはアリババの社員がもっとも誇りに思っているところです。

 

http://news.ifeng.com/a/20151013/44826009_0.shtml

 

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