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新機種を発表した小米(シャオミー)の雷軍氏の想いとは【中国ニュース 2015年11月27日 】 2015.11.27


小米(シャオミー)の新機種「紅米Note3」の製品発表会が11月24日に行われた。その会場で小米の創業者である雷軍氏は「私の憧憬のすべて」というテーマでその気持ちを語った。以前もそうした内容を語ったことがあるが、それは2014年7月の小米4の発表会でのことだった。小米初の金属ボディーで様々な論議を呼んだが、それもだんだんと消えていき、今では出荷台数1500万台を越える勢いだ。


紅米Note3もまた議論を呼んでいる。これまで指紋識別を取り入れてなかったのに今回は取り入れていることとか、低価格ラインの紅米はプラスチックボディーだとか、チップの生産を他人に任せていることとか、様々だ。携帯メーカーには世間も注目しており、非難も多いのだろう。雷軍氏の胸中の鬱積も知れるというものだ。小米はたったの5年で無名メーカーから国際的な携帯メーカーへと成長したこともあり、余計に外部の声は厳しい。


曾国藩はかつて、「名が広まれば、誹謗もついてくる」と語った。ビジネスというものはウィンウィンでもあるし、勝つか負けるかの勝負でもある。成長市場であればともかく、限られた市場においては様々な争いが起こることも、避けられることではない。


アリババ創業者の馬雲氏曰く、新しい事物に対して、人々は一般的に4つの段階を通る。見えない、見下す、みても分からない、追いつけない、だ。これが業界内の小米への対応を形容するものかもしれない。様々な論議の背後には「追いつけない」という気持ちがあるのかもしれないのだ。むろん、華為(ファーウェイ)、聯想(Lenovo)、魅族(Meizu)、一加(OnePlus)、どの企業も小米に学んでいるが、「見える」ことと「できる」ことは、また別のことなのである。


紅米Note3を発表以前に見る機会があった。デザイン、スペック、金属ボディ、指紋識別、どれもよくできている。驚いたのはこれが899元、1099元という2つの価格帯であることだ。メディアは思い切った価格設定だといい、小米は「価格キラー」であると表現した。


小米は「私の憧憬のすべて」という情に訴える講演を行い、「素晴らしいことが起ころうとしているということを永遠に信じ続ける」というセリフを用いるように外見的には優しさを感じるようなブランドだが、裏にはビジネスの戦場での「1千万人が私を阻止しても、進み続ける」という気概を隠している。


いろいろなことを書かれているが、小米の本質は創業から今に至るまで一貫して『コストパフォーマンス」に集約されている。


始めから小米は1元から1999元までの価格帯で製品を作ってきた。いい製品を作るということに励むと同時に、市場価格を一刀両断している。この点を捉えれば、小米はユニクロと似ているといえる。一方は国民的携帯で、一方は国民的ファッションだ。EC大手Tmallの11月11日のシングルズデーバーゲンで、様々な勢力が一進一退したが、小米とユニクロは変わらずトップの座を維持している。その背後にあるのは3つの文字「性価比(コストパフォーマンス)」だ。


多くの評論家が言うように、小米の口コミは横ばい状態にある。だがそれはスマートフォン市場が成長市場から現状維持に変わっていることを示しているのだ。小米の成長スピードは確かに鈍っており、昨年のような成長は見込めないだろう。だが小米のタブレットもテレビも、ファームウェアも上昇傾向にある。


どちらにせよ、紅米Note3を後の手に残し、11月11日に頂点を勝ち取ったことは、小米がやはりナンバーワンであるということを示している。


雷軍氏は朱熹や王陽明を好み、そのやり方は曾国藩を彷彿とさせる。自律、勤勉、人間関係に長けていて、急がず、大望を抱き、時には厳しいやり方も用いる。そして雷軍氏も曾国藩も囲碁を好んでいる。


苦戦して関を越えたが、周囲は寂しいばかり。曾国藩が太平天国軍の中心であった南京を落とし、その力は頂点にも近いという時、彼はこう書いた。「倚天照海花无数,高山流水心自知」。この言葉には世間がやかましくいろいろ言ってくるが、自分のことは自分が知っていればいいのだという気持ちが込められている。その当時、曾国藩の力は宮廷も恐れるほどだったが、人が何と言ってこようと彼は上に逆らうことはなかった。紅米の発表会で創業からの5年間を振り返った雷軍氏にもまた、そのような気持ちがあったのではないだろうか。



http://zennew.baijia.baidu.com/article/243733


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