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2016.01.26
  • グローバルに活躍できるのは徳を身につけたリーダーである
  • SBIホールディングス 代表取締役執行役員社長
  • 北尾 吉孝
証券、銀行、保険、投資事業等を傘下で手掛け、「金融コングロマリット」を形成するSBIホールディングスは、1999年にソフトバンクの中間持株会社として独立し、急成長を遂げた企業だ。2005年より海外展開を加速させ、アジアを中心とした成長著しい新興国への投資を積極的に行っている。そのSBIグループで連結5000名を超える社員を牽引するリーダーが北尾氏である。その北尾氏にグローバルビジネスに対する考え、今後の日本の取るべき道をお話しいただいた。
  • SBIホールディングス株式会社
  • 住所 / 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー19階 
  • TEL / (03)6229-0100    FAX / (03)3224-1970 
  • URL / www.sbigroup.co.jp

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■中国、アジアへのSBIグループの進出



SBIが中国への投資を始めたのは2005年のことだ。まずはシンガポールの政府系投資会社と組み、2008年からは中国の大学系企業グループと相次いで共同でファンドを設立し(清華大学、北京大学、復旦大学)、未公開企業への投資をスタートした。大学系企業グループと共同でファンドを設立したのは、中国ではアメリカのシリコンバレーで見られたような産学協同がうまくいっているからだ。今ではASEANにまで投資のテリトリーを拡大し、またSBIグループが15年かけて作り上げた証券、銀行、保険等の金融コングロマリットの移植も始め、海外展開を促進している。
SBIは、当時インターネットの分野で先行していた米国で急成長したビジネスモデルを日本に持ち込む「タイムマシン経営」を行った。そして現在は逆に、21世紀をアジアの時代と捉え、SBIが日本で構築してきたインターネット金融コングロマリットの事業モデルを、中国などアジア各国でも展開しようとしている。
現在、アジアを中心に成長著しい新興国への積極投資を行うSBI、北尾氏の考えるグローバル経営の要諦とはどのようなものなのだろうか。

■信じて任せて用いる



北尾氏は、グローバル事業を展開する上で一番大切なものとは「人」だと断ずる。現地で中心となって事業を進める人物はその国の人に任せるべきだとの考えから、SBIの中国拠点では経営幹部として中国人を主として用いている。どの国に生まれた人もそれぞれの国の歴史と伝統の中で生まれ育っている。そうした人々に他の国の考え方や立ち居振る舞いを押し付けるべきではないし、それではうまくいかない。だから、同じ歴史と伝統を持つ中国人を拠点長にしているのだ。各拠点長に対して北尾氏は「信用」し、報告を受けるだけとしている。「任せて用いる」「任用」に対し、「信用」は「信じて任せて用いる」という「任用」のひとつ上の段階である。
また、異なる国籍のスタッフを本社の役員にも任じてきた。グローバルにSBIグループを発展させていくためには、北尾氏の後継者さえ、国籍、性別を全く問わないという考えだ。重要なのはSBIグループのために一所懸命頑張ってくれる人を正当に評価し、成長させることなのだ。

■リーダーに大切なのは「徳」



グローバルな人材といえば、英語の語学力が話題に上るが、英語が話せるだけがグローバルな人材の条件ではない。それぞれの国が持つ文化や伝統、歴史を理解している人が真のグローバルな人材であると北尾氏は言う。無論、自国のみならず、相手の文化や伝統にも知識を持ち、理解を示さねばならない。
どの国の人も結婚式では喜び、笑い、葬式では泣く。このように喜怒哀楽は国籍が違っても変わらない。つまり、国籍は違えど人間性は変わらないということだ。ならばリーダーとして大事な要素にも共通点があるはずだ。それが「徳」であると北尾氏は考えている。徳とは人々に慕われる魅力であり、儒教的に言うならば「仁義礼智信」が優れている人である。また、コミュニケーションは大事なので、できれば同じ言語で話せることが望ましい。
「君子は諸(これ)を己に求め、小人は諸(これ)を人に求む」と、論語に言う。リーダーは人の意見は聞くものの、最終的な決断はひとりで下し、それに責任を負わなければならない。グローバルなリーダーならばそれぞれの地域で衆知を集め、その中で最終的に結論を出していかなければならない。そのためには様々な国の文化や歴史に関心をもって学び、その地域の人々とお互いに理解し合わなければならない。
今、日本人はあまり海外に出たがらない傾向にある。ならば進取の気を持って一旗揚げたいという気概を持つ外国人をグローバルに調達すれば良い。現在は現地の人材を拠点長に据えているという状況だが、いつか中国人をベトナムの代表者として、韓国人がカンボジアへというような国際的な人材の流動化を図りたいと考えている。

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