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2016.02.18
  • 価格ではなく優れた技術が、中国で生き残り、成長する理由
  • 王子ホールディングス株式会社 中国総代表
  • 譚 迪倫
中国でもネピアを始めとする製品で知られる王子ホールディングス(王子HD)は、1995年に進出した日本企業だ。現在の中国拠点は工場12か所、販社2社、植林事業2社、従業員2700名弱、そのうち南通工場は単体としては中国最大のものとなる。その中国総代表である譚氏はこれまでに日本、北米、中国で活躍し、2015年4月より現職に就いている。譚氏に中国の製紙業の状況、今後の展開についてお話をうかがった。
  • 王子製紙管理(上海)有限公司
  • 住所 / 上海市延安西路2201号 上海国際貿易中心1507室
  • TEL / (021)6219-5555   FAX / (021)3223-1101
  • URL / www.ojiholdings.cn

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■ 今後の製紙業界成長予測は3%


中国で製造業が成長し始めたのは、1990年代、第八次五ヵ年計画の頃からだ。王子HDはその時代に中国へと進出した。製紙業界は2001年から2010年まで10%以上の成長率で業績を伸ばし続け、毎年のように数百社が新規参入した。この雲行きが変わってきたのが2011年から始まった第十二次五ヵ年計画の時代だ。成長率は平均して2.6%に落ち込む。
第十二次五ヵ年計画の間、中国全体のGDPは穏やかに成長率が落ち続けていったが、製紙業界はそれとは違う動きを見せた。一度2013年にマイナス成長となった後、また上り坂に回復したのだ。その原因は2008年のリーマンショック対策である4兆元の景気対策による過剰生産の在庫が2013年まで続いたことにある。
では今後はどうなるのか。2016年は第十三次五ヵ年計画がスタートする年であるが、それを踏まえて2015年11月に製紙業界のサミットが開催され、第十三次五ヵ年計画における製紙業界マーケットの予測が討論された。第十三次五ヵ年計画ではGDPを2020年までに2010年の倍にするとしている。これに到達するには年に6.5%の成長が必要となるが、中国造紙協会の予測によると、中国製紙業の成長予測は3%ほどだ。だがこれも紙の種類によって異なり、特殊紙などのハイエンド需要では6%ほどの成長率が予想されている。


■ 量から質へ、成長の方向を変える中国


また2015年12月には中国共産党による中央経済会議が開催され、新たな方針として「供給側改革」という言葉が提出された。「供給側改革」の内容は「三去一降一補」という言葉で纏められている。3つの「去」は過剰な生産能力、在庫、レバレッジの削減を指し、「降」はコストの削減、「補」は短所を補うことを示している。譚氏はこれまでマクロにまでしか言及されなかった中央政府の経済方針がミクロの部分まで言及したことに驚きを感じたという。つまりこれは、 作れば売れるという時代から供給を抑え、これまでのリソースを見直して質を高めていく方向へとハンドルがきられたことを示している。その道程に先行したのが2015年に導入された中国史上最も厳しい環境法だ。すでに1000社ほどが新しい環境法に対応できず、クローズせざるを得なくなっているという。
製紙業界は小さな企業が乱立し、全体で7000社ほどの規模なっている。だが、効率性等々を考えると、中国が必要とするのは500社程度ではないかと譚氏は見ている。今後は過剰な生産能力を抑え、環境を保護し、業界を再編成するという状況になっていくが、これは技術を持ち、環境への対応を厳しく行っている王子HDにとってのチャンスであると譚氏は考え、王子HDの目標成長率を製紙業界全体で考えられている3%を大きく越える10%としている。


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