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2016.06.03
  • 全世界のトルクのリーダーとして、業界と世界を繋ぐ
  • ノーバー上海 董事長
  • 曾 鴻煉
イギリスのトルク専門メーカー「ノーバー」は、2006年に中国進出した。そのノーバーで董事長として活躍しているのが曾氏だ。曾氏は1996年からノーバーグループ唯一の華人として活躍してきた。中国進出にあたって曾氏は何を行い、そして今、何を成し遂げたのか。曾氏にお話をうかがった。
  • ノーバー上海/諾覇精密機械(上海)有限公司
  • 住所 / 上海市宜山路1618号E棟5楼
  • TEL / (021)6145-0368   
  • URL / www.norbar.com.cn

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■ 個人的信用とグローバルな視野でノーバーに選ばれる


イギリスのトルク専門メーカー、ノーバー社唯一の華人董事として、曾氏が活躍をはじめて30年となる。曾氏は1996年に董事局に招かれ、ノーバーで唯一の華人董事となった。「当時東南アジア市場が成長しつつあり、ノーバーは華人董事を必要としていました。候補は幾人かいましたが、ノーバーが選んだのは私でした。董事局によると、理由は2つあるそうです。ひとつは私に信頼があったこと、そしてもう一つがグローバル感覚を有していたことです」
それから20年、曾氏は実際の行動でノーバーの選択が正しかったことを証明している。曾氏は中国文化を理解していたし、中国を主とするアジア市場も深く理解していた。また北米での20数年間の経験もあり、北米市場全体の正しい予測判断をすることもできた。ノーバーは曾氏の提案に従い、支社という形で中国大陸市場への進出を決めた。


■ じっくり考え、素早く実行。中国大陸市場への進出


ノーバーは2006年に中国に進出したが、2000年にはすでに中国進出が計画されていた。なぜ6年もの時間を掛けて第一歩を踏み出したのだろうか。「私たちは事業を行う時、じっくり考え、素早く実行しています」と曾氏は説明する。「中国企業から見れば、私たちは外国企業です。外資が市場に入るには長い準備期間が必要となります。市場調査だけではなく、市場の大きさ、経済発展の形成を見ながら判断するのです。社会、人文、地理など、様々な角度から考察します。何事も予め準備すれば成功し、そうでなければ失敗します。ディテールが事の成敗を決定するのです」
2006年以前の中国では、伝統的金属製品業界に2つの比較的普遍的な現象が起きていた。ひとつは品質にこだわらない価格偏重主義、もうひとつが高級設備を飾った店舗が利用されないという状況だった。トルクとは何か。ハイテクを用いたトルクと設備を用いればどのように生産の質と効率を上げることができるのか。こうしたことを金属製品産業企業の多くは知らなかった。
曾氏はノーバーが中国市場に参入して始めにやるべきことは「市場の教育」であると考えていた。中国の金属製品産業にトルクの概念を普及させ、トルクの重要性を広め、ノーバーを伝えて理解させるのだ。「私は10年掛けて、中国でノーバー=トルクにしてみせます」曾氏は2006年の開業式典で、そう宣言した。


■ トルク専門人材を育て、市場を教育する


開業式典で語った目標を達成するため、初めの3年間、ノーバーは業績を問わなかった。教育に重点を置き、セールスマンを通じ市場宣伝などのルートで全国のディーラー、トルク業界に情報を届け続けた。「なぜトルクが必要なのか。トルクを使用するにはどんなスタンダードに達していなければならないのか、どのような計器や設備で標準に達しているかいないかを調べるのか」を伝えねばならなかった。
曾氏自身も世界各地を奔走、世界トップレベルの業界サミットに参加して先進技術を学び、学んだものを同業者やライバルにまで分け与えた。こうした方法で業界と市場からの尊重を勝ち得たことに曾氏は自信を持っている。「話を聞いた人はそれを検証し、正しいと理解した時にあなたをより信頼してくれるようになるのです」と曾氏は語る。
市場の教育に説得力と権威性を持たせるため、2007年には何千万元も費やした実験室を造りあげた。「当時、提携先はこれを認めてはくれませんでした。何も生み出さない実験室を作ることは生産ラインを1本作るのに比べて利益にならないと考えていたからです」だが、産業経済学博士である曾氏はまったく異なる認識と理念を持っていた。「ノーベル賞の多くは実験室から生まれます。外国では一流研究員の多くは就職する前にまずは実験室で経験を積みます。どのようにノーバーの製品の良さでを証明すればいいか、私たちは実験室で話をし続けました」
実験室が設立された後、ノーバーは続々と各種の認可を通過した。2008年には「財団法人全国認証基金会(TAF)」に実験室が認可され、2010年には上海市質量技術監督局が発布した「計量標準審査証書」を獲得、2012年には「中国合格評定国家認可委員会(CNAS)」により実験室が認可され、2015年にはCNASの再度の審査を受けてトルク増大装置、動力式トルクレンチにまで認可が広がった。ノーバー実験室の先進的で正確な能力、レベル、グローバル基準がこれらの認可により証明されたのだ。2013年からは続々と特許権の申請を始め、現在すでに20の特許を申請している。そのうち7つは極めて価値が高い発明特許であるのだという。


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