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2016.09.18
  • 専心、知識量、イノベーション、サービスで中国一に
  • 上海同技(済)聯合建設発展有限公司 董事長 総経理
  • 束 昱
地下鉄、トンネル、地下街、地下駐車場、総合管廊、今、地下空間はすでに都市の一部となり、私たちの生活に溶け込んでいる。しかしこうした地下空間のことは一般の人にあまり良く知られていない。今回インタビューしたのは、自らの人生を中国の都市地下空間事業に捧げた学者兼経営者の束昱氏だ。学者と経営者という2つの視点から、中国の地下空間についてお話いただいた。
  • 上海同技(済)聯合建設発展有限公司
  • 住所 / 上海市控江路1688号衛百辛大廈1907室
  • TEL / (021)5115-7231   FAX / (021)5115-7047
  • URL / www.tongjiuc.com

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■ 学者から経営者への転身


束氏は自分のことを、経営者というより学者だと思っている。束氏は初め同済大学で地下建築と工学を学び、卒業後は大学に残って教える立場にまわった。1980年代後期には東京工業大学に国費留学した。帰国後は恩師とともに同済大学地下空間研究センターを創設し、副主任となる。だがやがて、一生を学術に捧げるつもりだった束氏が新たな道への挑戦を迫られることとなる。
1990年代の初め、中国の大学では企業を作り、研究成果を産業化することが盛んに行われた。こうした状況の中、当時の同済大学副校長の黄鼎業教授は束氏に経営的才能を見込み、この仕事を任せることにした。土木建築と都市計画、中国の地下空間という3つの分野を複合的に学んだことのある人材は多くはなかった。束氏はこの分野で全力を尽くし「一生地下空間事業を続けたいという信念」があったため、一度は黄副校長の提案を謝絶した。だが、大学による企業設立の勢いに抗うことはできず、同済大学が創設した上海同済聯合発展有限公司の総経理となり、企業経営しながら、大学での授業も行い、地下空間に関する研究も続けることとなった。


■ 興味のあることに繋げ、専心と知識量、イノベーション、サービスで中国一になる


1995年に創設された上海同済聯合発展有限公司は学校が全ての資本をもつ企業だったが、2003年に民営企業(上海同技術聯合建設発展有限公司、以下同技聯合)となり、束氏が董事長を勤めるようになった。初めはビジネスの世界に入ることをやむを得ないことだと考えていた束氏だが、制度改革後の会社は10年余りで右肩上がりに成長した。この成長を招いた理由は、自分の興味対象である地下空間事業を企業に取り入れたことにある。
同技連合は成立以来、2つの業務を行ってきた。ひとつは地下空間研究とコンサルティングサービス、もうひとつがリフォーム、強化工事、防水工事となる。前者がスタートしたのは2000年、この時期、会社はすでに軌道に乗っており、幾つかの事業は学校から切り離すという制度改正を行っていた。恩師のアドバイスの下、束氏は社内に地下空間研究院を作り、彼自身興味のある分野と事業を結びつけた。今ではすでにこの研究院ができて16年が経つ。「今、全社で50名あまり、中央の国営企業のような規模や総合的な実力はありません。しかし当社の専心、知識量、イノベーション、サービスによる地下空間計画の研究と政府からの認可については中国一です」


■ 地下空間の活用で都市をさらに美しく


地下空間分野には地下交通、地下公共サービス、防空壕、地下倉庫、物流設備などが含まれる。現在、中国の地上計画は完全に近づいているが、地下空間資源の大規模な開発利用についてはまだ始まったばかりだ。束氏は「この方面に関しては少なくとも日本に20年は遅れています」と語る。
束氏率いるチームの主な仕事は国家、地方政府から委託された地下空間資源の開発利用計画、安全、防災、管理法規などの課題研究とプロジェクトの制定となる。地下空間の企画立案法についてのイノベーションを進め、各地方の規劃院(都市計画に関する研究、デザイン、情報センターを行う組織)と協力する形で、すでに北京、天津、上海の3つの直轄市を含めた60都市で80のプロジェクトを進めている。
「私には大学の先生として、私とチームの研究成果と最新の科学技術を地方の技術チームに伝え、能力を底上げすることで地方政府に貢献するという義務があります」と束氏は語る。
都市の地下空間の開発利用という新しい分野における海綿都市(スポンジシティ、地下に雨水を貯蔵すること)計画と新しい地下空間の有効利用方法について束氏は漏らしたが、現在中国では海綿都市建設が国家戦略とされている。く


■ 地下の有人空間での心理的快適さと安全を保証する


地下には防空壕、地下鉄、地下街など、多数の有人空間がある。そこで有人空間に対しては快適性の研究を進めなければならないと束氏は強調している。
束氏は1980年代に2つの興味深い研究を行っている。ひとつは40名以上の学生が地下空間設備で1日8時間、4日間を過ごした場合の人体の生理、心理を図り、視覚、体温、体感、心理、行動能力の変化を調べるもの、もうひとつは日本に留学した時の日本、アメリカの専門家たちとともに行った、日本、中国、アメリカという異なる国の人々における地下空間環境と心理に関するものだった。「この研究には成果があり、これからの地下空間計画における企画設計、安全防災研究のスタンダードについての指導ができるようになりました」この2つの研究成果は2010年の上海万博における関連研究、光学的設計の応用において用いられたのだという。


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