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2016.09.07
  • 「経営者よ、タフな次世代リーダーとなれ」
  • フェニックスグループ 会長
  • 荻野正明
荻野氏は香港に住んで今年で50年、「PRADA」のアジア市場販売権を獲得し、香港、台湾、上海に展開する「シティースーパー」、ワイヤーバッグで有名なファッションブランド「ANTEPRIMA」などの事業を展開する海外で活躍する日本有数の事業家だ。「経営者よ、タフな次世代リーダーとなれ」と題して、自らの経験を交え、起業、そして事業を継続することへの心構えを語った。

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■ 世界的な不況に勝ち残るための「起業」


今、世界は大きな不況の中にあり、「どこに行っても景気のいいところがない」という、これまでになかったような状況にある。日本では長く終身雇用による安定が続いていたが、今ではいつでも人員整理可能な非正規社員での雇用が増え、これからの人生の道筋が全く見えない人が増えている。しかも人工知能の発達により、人間の仕事がどんどん奪われつつある。車や電車などの運転、そして学校の先生、弁護士などのデータベースで仕事をしている人々など、様々な分野の雇用が今後は減っていくことだろう。日本の雇用状態は間もなく大きな転換期を迎え、「寄らば大樹の陰」な雇用は消えていく。ではどうしたら良いのか。その答えとして荻野氏が上げるのが「起業」だ。企業が頼れなければ、最後には自分の手足と頭しか頼りになるものはない。
荻野氏が属する「和僑会」は祖国を出て世界で活躍する日本人企業家「和僑」のための組織だ。荻野氏は「香港和僑会」に所属し、会長を務めている。和僑会は「互助」の精神、つまり自らが何を提供できるかということを基礎に成り立っているが、荻野氏は自らが提供できるものとして、起業、経営の経験を提供し、「起業塾、起業相談、経営相談」を開催している。
起業塾には毎週のように2〜30名が集まり、荻野氏はそこで起業のいろはについて語り、また起業アイデアを起業者とともに練り上げている。アイデアが決まったら次に必要なのが、設立資金だ。そこで和僑会が49%を有するベンチャーキャピタルも設立した。この会社は起業したい人に最大で49%までの資金を貸し出すことができる。香港では300万円で起業ができるが、その程度の起業資金では2ヶ月も立たないうちにショートしてしまうことも多い。だからそれをフォローするために経営相談も行っている。


■ 華僑にあって、和僑にないもの


起業に必要なのは何か。自身が起業した頃、荻野氏が自身と香港チャイニーズとで違うと感じたのが、起業に対するシリアスさとシビアさだ。
華僑と和僑には様々な違いがある。一番大きな違いは何かと考えた時に出てくるのが「帰るところがあるかどうか」だ。華僑の始まりは中国にいられなくなったために海外に出てきた人々だ。中国では仕事がなかったり、国にいたら捕まってしまうなど、様々な理由から決死の気持ちと希望を胸に出国した人々、彼らに共通しているのが「祖国には帰れない」という点だ。だから渡航先では必死で言葉を覚えるし、仕事をする。だが和僑はどうか。
香港に50年、荻野氏はたくさんの日本人が香港で起業するのを見てきたが、そのうちのおよそ85%から90%はうまくいかなかった。では失敗した人たちがどうするのかというと、みんな日本に帰ってしまう。和僑には帰る場所があるのだ。だが華僑は帰らないし帰れない。つまり華僑と和僑の違いとは「真剣味」の違いだろう。「ダメならば日本に帰るというのではあまりに甘い」と荻野氏は言う。石にしがみついてでも成功させてみせるという気概がなければ起業はうまくいかないのだ。


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