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2015.09.16
  • 中国で新たな分野に挑戦する
    日本有数の老舗商社
  • 三井物産(上海) 董事 総経理
  • 宇都宮 悟
日本の五大商社の一つとして数えられる三井物産、ワールドワイドに事業を行っているが、その中でも中国は重要視されている市場である。その上海の総経理として新たに赴任し、また上海日本商工クラブの理事長でもある宇都宮氏にお話をうかがった。
  • 三井物産(上海)貿易有限公司
  • 住所 / 上海市世紀大道100号 上海環球金融中心40-41F
  • TEL / (021)3850-0500   FAX / (021)6877-6610

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■ 2度目の上海赴任


宇都宮氏は2015年4月付けで上海に総経理として赴任してきたが、中国への赴任は初めてではない。これまでに17年間の外国赴任経験があり、そのうち9年を台湾、6年を中国で過した。上海へは二度目の赴任となる。
前回の赴任は2003年から2008年、すでに7年の月日が経っており、上海も中国もその変貌は大きい。中国の変化は早く、中国関係で仕事をしている日本人の間では、少しでも中国を離れれば、もう中国を語る資格はないと言われるほどである。そのため宇都宮氏は赴任した最初の3か月を、まず中国を見ることに費やした。


■ 「商品軸」と「地域軸」のマトリックス経営


三井物産は世界を舞台に活躍する総合商社である。本部は東京にあり、海外の拠点はアジア・太平洋、ヨーロッパ・アフリカ、アメリカ大陸と分割されている。中国は元々アジア・太平洋エリアに所属していたのだが、中国を重点地域と位置づけ、今では本社営業本部のいわゆる「商品軸」と、現地発の地場オリジネーションを目指す「地域軸」の、マトリックス経営を目指している。中国ブロックは、北京ユニット、上海ユニット、広州ユニット、香港ユニットの4つから成る。中国ブロック全体で700名ほどのスタッフが所属しており、武漢、南京の分公司、寧波、蘇州事務所を含む上海ユニットでは、そのうちの約250名が所属している。


■ 中国全土で約120社に事業投資


三井物産の事業は事業投資と物流である。現在、中国では約120社に対し、1000億円以上を投資している。投資先の多くは日系ではなく、ローカル企業だ。上海関連で大きなものとしては中国の大手鉄鋼企業である宝鋼集団がある。宝鋼集団とは共同事業として鋼材の加工センターである宝井鋼材を中国全土の13か所で経営している。鉄鋼の他にも食品関係、コンシューマーサービス関係など、その投資範囲は広い。中国に広くネットワークを張り、パートナーとしてお互いに成長していくことが、事業投資のベースとなる考え方だ。


■ 今後の中国で力を入れる3つの分野


三井物産は2014年に中長期経営計画を策定している。中国では、特に3つの分野に力を入れていくことを掲げている。3つの分野とは「生活・環境」、「食」、「サービス」のことだ。ここで掲げる「サービス」とは医療、シニア産業等を含めた高付加価値サービスを指す。
三井物産は伝統的に金属資源や石油・天然ガスなどの資源、エネルギー分野への経験が深く、投資もこの分野へのものが多い。だが、強みのある分野だけではなく、非資源系にも力を注ぎ、フィールドを拡げていくのが現在のテーマだ。
中国という大きなマーケットの嗜好は以前と比べて変化している。以前の量を求める時代は終わり、現在は質に対する関心が高まってきているのだ。上記の3つの分野はまさにその質に当たる分野となっている。


■ 営業スタッフ一人一人が目利き


三井物産と言えば、特徴として良くあげられるのが「挑戦と創造」、「自由闊達」、「人の三井」という言葉である。実際に組織はあるが、その中でかなり柔軟性をもって動くことができると宇都宮氏自身も感じており、それが三井物産の強みであると考えている。縦割りの社会ではなく、横の連携を守る、様々な人が自分の持つものを出し合い、いい仕事に繋げていこうという雰囲気が三井物産の特徴であると宇都宮氏は33年の経験で感じている。
例えば、業務のやり方にもそれは現れている。事業投資にしても物流にしても、その専門部門があるわけではなく、営業社員自身が関連するスキルや知識を備え、自ら目利きを行う。もちろん専門家が力を貸す部分もあるが、大前提は営業スタッフ一人一人が目利きをできることである。
そのために、宇都宮氏がスタッフに向けて伝えているのが、現場を自分の目で確認することだ。中国は経済の調整期に入っており、先行きを見定めることが難しくなっている。地域、業界、消費、様々なことについて分析する報道も多いが、それだけに頼るのではなく、実際に自分の目で見て分析し、動向を見極めて物流や投資を行わなければならない。


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