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2014.09.29
  • 中国を見つめ、感じた25年
    幸福をもたらすビジネスが理念
  • 三井物産(上海) 董事 総経理
  • 小野 元生
三井物産は鉄鋼、化学品、機械、プラント、食糧、医療、金融など、多方面に事業展開する日本有数の総合商社だ。中国には北京、上海、広州、香港の4ユニットと傘下分公司組織があり、北京に総代表室を置いている。約200名の日本人と約500名の現地スタッフを有する巨大組織である。2013年三井物産(上海)の総経理に就任した小野元生氏に中国での貿易や事業投資について、お話を伺った。
  • 三井物産(上海)貿易有限公司
  • 住所 / 上海市世紀大道100号 上海環球金融中心40-41F 
  • TEL / (021)3850-0500    FAX / (021)6877-6610

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■1990年代、飛躍に向かう中国へ



小野氏は1982年に三井物産に入社し、鉄鋼製品を中心にキャリアを積み重ねて来た。三井物産では毎年30人ほどの「修業生」が世界中に派遣され、その国の言語と文化を学んでいるが、小野氏も入社3年目に台湾へ2年間派遣される。
 その後東京本社勤務を経て、1990年から5年間北京に駐在した。当時の北京は、外資系ホテルのロビーにさえ外国人の姿が見えないような状況であったが、91年に入ると、中国の成長と将来性を確信したビジネスマンの北京詣でが始まる。世界が中国の成長に注目し始めたのだ。
 中国の成長は目を見張るものだった。赴任当初は、冬になると果物や青物野菜が店頭から消えたが、1、2年の間に南北の鉄道、高速道路等の物流網が発展し、季節を問わず新鮮な食材が店頭に並ぶようになった。92年の鄧小平氏による南方講話以降、社会主義市場経済が始まる。北京の国営の総公司が取り纏めていた経済活動が次第に地方に広まり、小野氏も広い中国の各地へ出張して顧客との商談に日夜奔走する毎日だった。
 海路、陸路と急激にインフラを整えていった中国では、港、道路、鉄道に加え、発電所、ダム等、ありとあらゆるところで鉄、セメント、アルミ、コンクリート等が必要とされていた。若手駐在員であった小野氏の北京時代はその活況を受けて多忙を極めた。「明日は今日よりも良くなる」中国中の誰しもがそうした気持ちを疑いなく抱き、時代は熱気を帯びて確実に動いていた。2000年代に入ると中国の経済は世界中を巻き込んで飛躍してゆくが、その準備段階とも言えるのが、小野氏が北京駐在した1990年代初頭から中盤であったといえよう。

■クオリティー・オブ・ライフの産業へ



日本勤務を経て1998年から小野氏は台湾地区の高雄と台北に駐在する。高雄と台北は台湾地区の二大都市であり、両都市で鉄鋼製品業務を担当したが、仕事の中身は異なっていた。高雄は鉄鋼生産が盛んな港湾都市で、ここで生産された鉄鋼製品をアジア、米国、欧州等世界中に輸出した。一方、台北では日本から輸入した高付加価値鉄鋼製品を台湾地区のユーザーに輸入販売する仕事が中心だった。
 台湾地区での仕事は世界中の鉄鋼需給に常に敏感であることが求められた。台湾地区に駐在していた1998年から2004年の6年間、この間にも中国大陸の経済は躍進する。その様子を小野氏は「大型の飛行機が長い滑走路から飛び立った」ような状況だったと表現している。上海、広州への出張も多く、中国各地での変化、成長を小野氏は驚きと興奮をもって体感していた。
 その後は東京本社で、鉄鋼中国事業室長、企画業務室長、経営企画部業務室長、エネルギー鋼材事業部長を歴任し、世界各地を飛び回る日々が続いたが、2013年の4月より上海に赴任することとなる。
 三井物産の中国ビジネスは、同社の世界展開の中でも米州、欧州、アジアパシフィック、ブラジル等に次ぐ規模に成長、関係会社は約130社、投資規模は約1000億円に上る。中国での投資先はもともと鉄鋼、化学品、電力といった重工業系の産業が中心だったが、経済発展と人々の生活水準の向上につれ、消費、生活に近い分野へとシフトしている。環境省エネ、少子高齢化、食の安心安全、eコマース、金融、サービスといった人々の生活の質、「クオリティー・オブ・ライフ」向上に関わるものに移りつつある。1990年初頭の北京時代には、小野氏はこうした仕事を中国で展開出来ることは想像できなかったという。25年間で中国経済は大きな変貌を遂げたのである。

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